こんにちは、美容師歴10年のよしくまです。
「いつから白髪染めをしたらいいのか悩む」という声を聞くことがときどきあります。
白髪染めは「白髪が気になって仕方なくなったとき」がするべきときだと思っています。
白髪が生えてくる年齢はさまざまです。
50代になって2~3本出てきたという人もいれば、まだ30代前半なのに目立ち始めたという人もいるでしょう。
まだ数本だけだからと切ったり、抜いたりなどで対処している人もいるのではないでしょか。
今回は、白髪染めをするべきときを判断するための、白髪との向き合い方を詳しく解説していきます。
白髪染めをする時期の目安と白髪染めの方法をぜひ参考にしてくださいね。
白髪になる原因
- 加齢
- ストレス
- 遺伝
白髪になる一番の原因は加齢です。
年を重ねると髪を黒く見せているメラニン色素の生成がだんだん少なくなっていくからです。
白髪は老化現象の一つなので、老化現象を加速させるストレスも大きく影響します。
中学生、高校生の若い世代でもストレスを溜め込めば白髪になることがあります。
- 人間関係がうなくいっていない
- テストや受験のプレッシャー
なども原因の一つです。
ストレスが原因の場合、ストレスを解消することができればまた黒髪に戻ることがあります。
白髪の原因は明確ではありません。ただ、遺伝の可能性も大きい印象があります。
- 若い時から白髪があった
- 白髪が多い
と言っている人の話を聞くと、両親や祖父母などもそうだったということが多いです。
白髪がどれぐらいになったら染めるべき?
この質問よくされますが、いつも「気になったら」と答えています。
人によってどのぐらいまで我慢できるのかが違うからです。
- 鏡を見るたびに白髪を探してしまう
- 毎日、数本は抜いている
という人は気になっている証拠なので白髪染めをおすすめします。
白髪染めをして髪色が暗くなるのはイヤという人は美容室で相談してみましょう。
髪質によってはけっこう明るめ染められる場合もあります。
髪全体の色を統一させる白髪染めのほかにも、
- 基本はファッションカラーで、部分的に白髪染めをする
- ハイライトを入れて白髪を目立ちにくくする
など、オシャレかつ白髪が気にならないようにする工夫を提案してくれるでしょう。
白髪が生え始めたときの対処
数本しかなく気にならないあいだは、
- 短く切る
- 分け目を変えて見えにくいようにする
この対処でなんとかごまかすのがおすすめです。
短く切る場合はできるだけ根元に近い位置で切るようにしましょう。
「どこで分けても白髪が目立つ」「白髪の本数が多くて切るのが大変」という場合には、染めたほうが楽になりますよ。
白髪を抜くとどうなるのか
白髪を抜くと毛根に負担がかかり次に生えてくる髪の毛が
- 細くなる
- 生えてこなくなる
といったことが起こりえます。

白髪を抜くのはおすすめしませんが、一度目に留まった白髪はすごく気になるので個人的には1~2本ぐらいなら抜いてスッキリするのもいいかと思います。
白髪染めとファッションカラーの違い
2つの違いは染料の濃さです。
白髪染めに使うカラー剤の特徴
- ファッションカラーよりも染料の量が多く白髪がしっかりと染まる
- ファッションカラーほど明るく染められない
- 透明感に欠ける
ファッショカラーの特徴
- 明るく染められる
- 透明感のある仕上がりにできる
- 白髪を染めるとうっすら色づく程度または、ほとんど染まらない
透明感についてはよーく見れば分かる程度なのでそんなに気にならないと思います。

白髪染めもファッションカラーと同じく、繰り返していると髪にどんどんダメージがかかります。ツヤをキープするには日ごろのケアが大事です。
まとめ
今回の記事は、
- 白髪が増え始めた人
- 最近になって数本見つけた人
なら一度は悩んだことではないでしょうか。
白髪染めに抵抗を感じる人も多いですが、よほど明るくなければファッションカラーと見た目に大きな差が出ることはありません。
気になる人は一度試してみるのがいいと思います。
自分には合っていないなと思ったら止めることもできるので!
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