出産したときの医療費控除、やらないと損!初めてでも簡単にできる

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医療費控除は、1年間の医療費が10万円を超えたときに利用できる所得税を減らせる制度です。

医療費控除って聞いたことはあるけど、使えるのかな?

申請できそうだけれど、なんだか難しそう…

医療費控除が自分に適用されるものなのか、うまく申請ができるのかなどと考えて、結局申請しないままの人もいるのではないでしょうか。

今回は、医療費控除の手続き方法を解説します。

利用できる場合やらないと損

ひんぱんに病院に行くことがない人はあまり意識しない制度ですが、出産したときは利用できる可能性が高いので「手続き面倒くさいわ」とやらないのは損です。

私も初めてのときは手続きにハードルの高さを感じていましたが、やってみると簡単でした。

分娩費用のほかに、妊娠中にかかった定期健診の費用、通院費用などが医療費控除の対象になりますよ。

出産育児一時金として42万円が支給されますが、出産費用はそれよりも高くなることが珍しくはありません。

私の場合は病院の窓口で10万円ぐらいを支払いました。

これだけでも医療費控除の対象になりそうです。妊婦健診の回数が多くなったり、入院期間が長引いたりすれば、あっという間に医療費の負担額は10万円を超えてしまいます。

病院まで電車やバスを使った場合も申告できます。電車賃などは領収書がなくても「最寄り駅からどこの駅まで」なのかをメモしておけば大丈夫でした!

医療費控除の申請に必要な書類

  • 確定申告書
  • 医療費控除の明細書
  • マイナンバーカード

マイナンバーカードがない人は通知カード免許証などがあればOKです。

パソコンやスマホを活用して、確定申告書、医療費控除の明細所は、国税庁の公式HP「確定申告書作成コーナー」で作ると簡単です。

作成した書類と必要な書類を管轄の税務署に持っていって提出しましょう。

 

用紙に直接書き込みたい場合は、下記の方法で申請用紙を入手できます。

  • 役所や税務署の窓口でもらう
  • 国税庁のサイトからダウンロード

「医療費控除の明細書 確定申告書 ダウンロード」などとネット検索すると最新の様式が見つかります。

医療費控除の手続きを自分でやるのは不安

必要な書類が分かっても、やっぱり難しそうですよね。そんなときは直接税務署に行って質問すると教えてもらえます。

税務署って慣れていないと入りにくい印象ですが、結構たくさんの人が相談に来ています。確定申告の時期が近づくと特に多いので、気軽な気持ちで行けますよ。

税務署には電話で相談の予約をしてから、医療費の領収書源泉徴収票を持っていきましょう。

私は主人の確定申告だったので、主人の運転免許証コピーと源泉徴収票、通知カードと自分の運転免許証を持っていきました。

e-Taxで申請すればもっと簡単だったのですが、そのときはまだマイナンバーカードを作っていなかったので利用できませんでした。

マイナンバーカードを持っている方はe-Taxを使うと便利です。ICカードリーダライタがなくてもAndroid、iPhone端末(対応している機種)でいつでも申請できるようになっています。

最後に

出産以外にも、医療費が10万円を超える可能性はだれにでもあります。

家族のぶんをまとめて申請できるので、申請のやり方を知っておいて損はありません。

スマホやパソコンで申請できるようにもなったので、しっかり利用して節約につなげたいですね。

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