iPhone12には端末を傾けただけでも電源が入るという「手前に傾けてスリープ解除」機能があります。ちょっと動かすたびにムダに電源が入ってしまうため、不便な場合も多いです。
今回は、初めてiPhoneを使う人がiPhone12を使えるまでの必要最低限10ステップと、手前に傾けてもスリープ解除しないようにするための設定を紹介します。
使い始めの準備
iPhone12にSIMカードを挿入するところから見ていきます。
SIMカードを挿入する
購入時の箱に同梱されているSIMピンを挿してトレイを引き出して入れてください。SIMカードを入れる場所は本体の左側面の下側です。

iPhoneが起動していない場合は、サイドボタン(右側面のボタン)を長押しして起動させましょう。
言語の設定
電源が入ると「こんにちは」とか「Hola」などと表示が出ます。画面の下にあるバーを下から上にスライドさせてください。
- 言語は「日本語」
- 国または地域を選択は「日本」
を選択しましょう。

ロック解除のバーはかなり下にあるので、本体の側面からスライドするぐらいの感覚でやるとやりやすいですよ。
クイックスタートの画面になったら「手動で設定」をタップします。
文字入力および音声入力の言語
とくに変更する必要はないのでそのままで「続ける」をタップします。
Wi-Fiネットワークを選択
自宅などのネットワークを選んでパスワードを入力し、画面右上の「接続」⇒「次へ」をタップします。
アクティベーションが開始されますので待ちましょう。データとプライバシーの画面になったら「続ける」をタップしてください。
Face IDの設定
Face IDは顔認証でホーム画面のロックなどを解除する機能です。私はパスコードロックのみがいいので「あとで設定する」を選択しました。

後からいつでも変更可能です。Face IDを設定した場合はパスコードの設定も必須です。
パスコードを作成
数字6桁のパスコードを設定します。
6桁なんて面倒くさい!という人は「パスコードオプション」をタップして「4桁の数字コード」や「パスコードを追加しない」などで変更するといいですよ。
Appとデータ
5つの選択肢から自分がやりたい方法をタップします。データを転送しない場合は「Appとデータを転送しない」にしましょう。
Apple ID とパスワードの設定
すでにApple ID を持っている場合は、Apple ID とパスワードを入力して「次へ」をタップします。
Apple ID を持っていない場合は、「パスワードをお忘れかApple IDをお持ちでない場合」をタップし、「無料のApple IDを作成」または「あとで”設定”でセットアップ」を選択しましょう。
利用規約に同意する
利用規約を確認して「同意する」をタップします。
その他の設定
- エクスプレス設定⇒「続ける」
- iOSの自動アップデート⇒「続ける」
- iMessageとFaceTime⇒「今はしない」
- 位置情報サービス⇒オンまたはオフから好きなほう
- Siri ⇒「あとで”設定”でセットアップ」
- スクリーンタイム⇒「あとで”設定”でセットアップ」
- App解析⇒「共有しない」
- True Tone⇒「続ける」
- 外観モード⇒「ライト」or「ダーク」を選択して「続ける」
- 拡大表示⇒「標準」or「拡大」を選択して「続ける」

「ようこそiPhoneへ」の表示になれば初期設定完了!画面下のバーを上にスライドするとホーム画面に行けます。
細かい設定はとにかく使い始めてから設定、変更していったほうが分かりやすいと思います!
手前に傾けてスリープ解除
ここからは「手前に傾けてスリープ解除」をオフにする手順を紹介します。
- ホーム画面の「設定」を開く
- 画面表示と明るさを選択する
- 「手前に傾けてスリープ解除」をオフにする
ここまでの設定をしておけば、普通にiPhone12を使い始めることができます。
iPhone初心者も初期設定は簡単
細かい設定・変更などは後からでもできるので、まずは使って慣れていくことが一番早く理解できる近道です。
どんどん便利な機能を追加したり、必要のない機能を削ったりして使い勝手のよいiPhoneにしていきましょう。
コメント